takumasekiのブログ

神奈川で自転車に乗っている高校生が気まぐれにひっそりと投稿しています。

JPT 那須クリテリウム

Jプロツアー第5戦 那須クリテリウムに出てきました。1時過ぎに寝て4時に起きたので眠いかなーと思ったがそれほど気にならず。FIETSからは自分を含めて8名がエントリー。野口、中村、高橋、藤田、香西、光山、青柳、関。

 

予選1組目 22km(2.2km×10周)

50番目までが通過する予選。

過去に予選のあるクリテリウムを走ったのは去年E2の時のいわきクリテリウムと、JPT初戦の宇都宮クリテリウムのみ。

 

宇都宮クリテリウムではいつの間にか最後尾になり60何位だかというチーム最下位順位にて予選落ち。なんとかその二の舞だけは避けたいと思って望んだこの那須クリテ。

 

試走含めて実走で17kmほどアップし、招集エリアには無駄に意識高く15分前から待機。スタートは3列目で「このポジションをキープすれば予選通過やな」とか思っていたがキープできるわけもなくズルズル下がっていく。3周くらい回って気がついたらかなり後方の1列棒状エリア。我ながら位置取りが下手くそすぎる。高校生のレースやホビーレースでは誤魔化せてもプロ相手だとこのざま。技術的にも問題はあるけど、メンタル的な「格上の選手達と対等に走れるわけがない」という自己暗示的なものも大きい気がする。

 

とまあただでさえ脚がないのに後方のつらいエリアに行ってしまい、コーナーの立ち上がりのダンシングのたびにスネの外側の筋肉が酷く痛むようになる。去年何回かあったが、今年怪我から復帰して初めての症状。

 

そして残り4周くらいの立ち上がりで千切れる。コーナーの折り返しで目測したところギリギリ50人いるかどうかで、自分の後ろは4人くらいのパックだが少し空いていたので諦めないで走ってみることに。スネいてぇ…。微妙な距離感のままキープしていたら沿道から「50番目」との情報が。むむ、頑張らねば!という気合いがわいてきました、どうもありがとうございました。きっと後ろの小集団にも「前の1人が50番目」という情報が行ってるんだろうなぁとも思ったけど、後ろも先に千切れてるからには結構脚にきてるはずだと願いながら走り、結局単独50番目で完走。首の皮0.5枚で予選通過。

 

 

前から思っているけど過去には現在宇都宮ブリッツェンの岡篤志選手がジュニア時代にJPTで様々なコースを完走している。ジュニアギアは何の言い訳にもならない。しかも今回は下り坂のないクリテリウム。千切れたのは単純に力不足。予選通過しただけで内心嬉しく思ったのを恥じております。

 

 

決勝

FIETSからは5名が決勝に進出。



f:id:takumaseki:20170615202421j:image

スタート前の集合写真。

photo by いとけん さん

 

予選から決勝まで2時間ほどあったがその間に雨が。ギリギリ止んだかと思ったがレース開始に合わせたかのように雨が降ってくる。スタートセレモニーが地味に長く割りと冷えたが、とりあえずスタート。しかも予選の反省を一切していないのかなんなのか最後尾でスタート。馬鹿です。

 

きついが予選ほど過激なきつさには感じなかった。恐らく予選でアップ的なものが終了していたからだと思う。雨の影響もあり中切れの嵐、集団はブツブツ。チビチビポジションをあげて行っていたがあまりにもチビチビすぎて中切れにあい、埋まるもんかなーと思っていたが普通にどんどん離れていき「ほうほうこれが中切れか」と納得しながら、車間が空いた時すぐに踏んででも追いつかなかった事を反省。レースは本当に学びが多いです。

 

自分達は6,7人の小集団。この時点で既に集団にFIETSは野口さんしかおらず、何もできなくて申し訳ないと思いつつ、距離の短いこのコースで完走は難しくてもせっかくなので少しでも練習になるようにとその小集団で走る。

 

前から落ちてきた人たちを吸収し増殖しながら走っているとしばらくして1つ後ろの高橋さんグループが追い付いてきて合流。さらに前から千切れた選手達が合流してグルペットはどんどん成長。集団テクが著しく低い僕としては余計走りにくくなっただけだった。また後ろの1列棒状エリアになってしまう。

 

しばらくして野口さんも切れて前から合流。残念ながらFIETS 生き残り3人皆同じグルペットに。そこから2,3周で約20人でまとめて赤旗。DNF。

 

データは下記。(体重56kg)

42分30秒、312w, NP 332w、96rpm


f:id:takumaseki:20170615202409j:image

ポーカーフェイス下手くそが深刻化

Photo by FABtroni+cameraさん

 

 

脚力はもちろん、集団走行技術も全く足りないことを自覚しました。しかし宇都宮の時の圧倒的な虚空感とは違い、今回は少しとっかかり程度は掴めた気がします。

 

 

翌日の那須ロードは出ないので、レース後は宇都宮まで50kmを気持ちよく自走しそこから輪行して帰宅。結局那須ロードは19名のみ完走の厳しい展開だったみたいでFIETSからは完走0名。今の僕が走り切れる可能性は100%ない。まだまだプロ相手には全然通用しないということ。

 

そして僕は次の日も早起きして楽しく150km走りましたとさ。

 

おわり